社会科学で「物語」とは、人々によって注がれる眼差しを通じてつくられる意味世界のこと。
学校教育もその一つの場で、客観的にどうであるかと同等に、あるいはそれ以上に主観的な捉えられ方が意味を持つ。だから、「客観的な学校評価」を目指しても、分が悪いと思う。
歴史history も、解釈の余地が大きい、だから、story は history に通じるんや、って一人合点していたのだけれど、語義的には別の流れらしい。がっかり。
でもドイツ語ならば大丈夫。物語も歴史も Geschichte、同じ言葉だ。何かを語る、時系列に並べるというのは人間ならではの所作、これがないと生きづらいんやろうね。