たまたま録画していた2011.3.11の朝のNHKニュース。アメリカで注目されている医療機器メーカーの社長、藤田さんを紹介していた。
とても興味深いのは、朝礼で社員に「マニュアルにはないものづくりに励んで」と語る一方、部門ごとの仕切りをなくして「見える化」を測っていること、思うに、前者はそれぞれの創意工夫を、後者は風通しのよい職場づくりに、心をくだくということではないだろうか。
ともすれば、「見える化」は「測る化」、「言語化」、客観化、と解されてきたけれど、ものづくりの現場で、マニュアルに収まらないそれぞれの働き方に注目する会社があるのだと、改めて見直したことだ。
客観と主観のそれぞれの良さが活かせる職場づくり、学校でも進んでほしいな。