ドイツの友人から送られてきたもの。皮肉たっぷりでしょう。
かくも、①教員に対する、ひいては学校教育に対するまなざしは多様であり、立場によって見え方が異なること、それほどに、②学校教育は客観的ではなく、各々の経験から作られる世界や物語という主観的なこと、がわかる。
「読み・書き・算盤」といった最低限の識字教育、つまり、客観的な学校教育の段階を経た諸国では、「見えやすさ」に替わって「見えにくさ」が特徴的だ。
この点を前提にして、教育カリキュラム、教員の労働、学校の経営とこれらの評価の議論が行われること、それが近未来の学校教育の設計につながるだろう。