NHK「ドキュメント20」に、宮城県石巻の「道の駅」でオルガン弾きを続ける石川さん(54歳)が登場。
音楽大学を卒業後、仙台白百合学園で教員になったが、「教えることの楽しさの一方、生徒に点数を付けて、評価することが、石川さんの心の痛みに変わっていきました」(ナレーション)。意識を失うほどのショックにも見舞われ、やがて退職。その後、30歳の時に聴いた音色に惹かれて、「投げ銭」で暮らす、いまの仕事に就いたという。
世は、「品質保証国家」と「質の保証」が叫ばれ、評価の必要性から始まり、いかに評価するか、どんな評価の仕方があるかと、盛り上がってもいるけれど、評価することそのものに立ち返ることも大切と改めて感じる。
評価する「あなた」はどんな人? 誰を、何を、なぜ、どのように評価するの? そして、評価してからどうなるの? と。