小学校を訪問。迎えて下さった校長先生がおもしろい発想をされる方で、楽しかった。
着任されて、職員に「2クラスある学年で、それぞれの学級目標は要りますか。学級通信は要りますか」と話したという。
学校目標を学年目標に、そして学級目標に具体化すべき、という教科書もあるけれど、これがリアリティをまったく持たないことは明らかだ。
ならば、それぞれにやったらどう、という方向ではなく、学年や学校全体の方向に引き付けるように、また、省力化も図るという発想と聴いた。
教育の効果がはっきりしないのは致し方ないから、業務量を減らすなら、思いきってメリハリ、優先順位をつけて。そのためのアイディア力が教職のポイントやなあと、また思わされたのだ。