校内研修会に陪席した指導主事の話、研究主任が提案した進め方、模造紙と付箋紙を使ったミニワークショップをしたが、ある教員が、自分はやらないと腕組みをしたままその時間を過ごした、という。しかも、そばにいた若手を気遣わせ、取りなしをさせたというオマケつきである。
あくまでも伝聞だから、事実かどうかの判断は避ける。その上で、似たような話であったのならば、何と大人げないことかと、怒りを通り越して、嘆きの感すら生じる。
外の人間にはわからない事情もあるのだろう。それでも、かの教員が見せたという振る舞いは、認められるものではない。
勤務時間中、その作業が無意味と弁を振るうでもなく、駄々っ子そのもの、こんな人物が、子どもには「言いたいことがあれば、ちゃんと発表しろ」なんて言っていたりする。年齢的には、もう十分にベテランだ、子どもを圧倒するのは容易いだろう。
教職が専門職と自負するなら、自らを律する意味でも自律性を。こんな姿、とてもじゃないが、納税者に見せられないぞ。