プリベイドカードほか、子どもの小遣いが見えにくくなり。お金の管理を学ぶ機会になっていない、と記事を読んだ(20120612、日経)。
お金が目に見えないことから、打出の小槌よろしく、子どもが勘違いするかも、というのは確かに問題だろう。
しかし、その一方で、子どもは目えないものが好き、とも言えるかしら。
例えば、かくれんぼ、宝探し。ドイツでは、イースターの時のウサギの卵探し。あるいは、座敷わらしやコロボックル、ゲゲゲの鬼太郎もそうだ。見えないものを見る子どもの「観察力」はあなどれない。
大人のほうが「現実」と見えるものばかり。見えていないものに思いをはせなければ。