山陰の地方紙に、学校の近くで仕事をしているという五十代の男性、「早くしなさい」「静かにしなさい」「ちゃんとこっちを見なさい」などと言っているのを聞くと、まるで調教師のようだ、と投書(山陰合同新聞、20120629)。
耳の痛い教員も多いのではないだろうか。ミクロなレベルの経営(マネジメント)に成功しておらず、別の方略も持ち合わせていないのだから。
同時にこうも思う。どうして「早くしなさい、と言わない指導方法はいかにありうるか」という、校内研究がなされないのか、なぜ、自らに課題を見いだそうという発想が生まれないのか、と。