近所のチェーンレストランに出かけた。
なかなか美味しいと話したら。家人が、仕込みもあるし、レシピ通りにやればだいたいこんな感じになるのではと返す。
これが教員の仕事との大きな違いやなあ、って何度も思わされる。どうして学校教育って、予想した感じにはなかなかならへんのやろうと。
1.チェーンレストランの場合、コックさんが違ってもだいたい同じ味を期待できるが、教員の場合は、同じ学校なのに、授業の様子は教員ごとにあまりに違う。学校教育では、業務と人格が切り離しにくいから。
2.チェーンレストランのコックさんの認識、感情、気分によって、味が大きく変わるようなことがあってはならないが、教員の場合は、相当に幅があり、何を話し出すか事前にはほとんどわからないほど。
3.仕事の出来映えを見るのが、レストランの場合は料理。それを食べたいと注文する客の評価はある幅を持つけれど、学校での生徒が授業を評価するほどの幅ではないだろう。なにしろ、生徒はその授業を求めている訳では必ずしもないのだから。
さて、学校教育はどんな「お店」を目指しているのだろうか。