アメリカ合州国のコネチカット州、幼稚園を併設する小学校で子ども20人を含む26人が、銃を持って乱入した20歳の男に射殺されるという、言葉にならないほどの痛ましい事件が14日金曜日に起こった。以下、CNNニュースから。
最初の銃声がしたとき、幼稚園の一人の教諭は教室の鍵を閉め、19人の子どもたちを静かにさせるために、本を読んだという。またある保護者は、事件が起こった9時30分、校長、副校長らと一緒にいたが、銃声が聞こえたときに、何が起こったのかと彼らは部屋を飛び出し、その後100発は銃声が聞こえたと話す。
子ども達とともに亡くなった47歳の女性校長は、2年前にこの学校に着任、学区の教育計画を導いたほか、国の教育補助金を獲得し、エネルギッシュで前向きで情熱的だったと評されている。また、「彼女は本当に素晴らしい人で、楽しい人だった。同時に彼女は正しい意味で強い女性だった」「彼女は自分の子どもを教えてほしいと思うような人で、実際に子どもたちは彼女が好きだった」との話もある。
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閑静な人口27000人のコミュニティーで起こった惨事、この町で過去10年間に起こった殺人は1件という。学校での銃乱射としては、2007年にバージニア州で32人の死者を出した事件に次ぐ。
大統領としては極めて異例なことに、オバマ大統領が涙を見せた。東洋の一角からも、とりわけ幼い子ども達の冥福を祈るばかりである。本当に残念、何もしてあげられなくてごめんね。