学校・教職員の現在と近未来-榊原禎宏のブログ

教員も「みんなちがってみんないい」?

教員免許なくてもOK、京都市教委が「特別枠」
 京都市教委は、来年度教員採用試験の概要を発表した。少子化による児童数の減少などを考慮し、前年度よりも110人少ない270人程度の採用を予定。理科、数学、工業の志願者を拡大するため、博士号取得者らを対象にした特別選考を新たに導入する。
 内訳は小学校が120人、中学90人、高校10人、総合支援学校30人など。国際貢献活動の経験者や、全国レベルの戦績を持つトップアスリートを対象にした特別選考も引き続き行う。理数工志願者の特別選考では、教員免許の所有を問わず、博士号取得者や企業、研究所に勤務し、高い専門知識のある人を対象に、一般・教職教養の筆記試験を免除して論文で行い、受験しやすい環境を整える。(2013年4月21日 読売新聞)
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かたや、教員養成の「高度化」と中教審で答申されながら、もう片方でこうした教職や教科とは別の専門家が求められるということが、教員を一律に語ることの無理さを示している。つまるところ、「いろいろな教員がいていい」という話に落ち着くのだろう。

いろいろな教員を担保するために制度のできることは何だろうか。これまではおおむね、すべての対象者を規定することを前提にしてきたが、そうではない制度のあり方を考えるということだろうか。

たとえばの夢想だが、学校教員のまず3割は真面目第一の人を、つぎの3割は何はさておき明るく楽しい人を、さらに3割は豪放磊落な人を、最後の1割はくじびきで、というような採用はどうだろうか。いろいろな教員が集まっておもしろい学校になる?
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by walk41 | 2013-04-21 16:07 | 学校教育のあれこれ | Comments(2)
Commented by 式部 at 2013-04-21 23:16 x
良い!と思います。子どもが通っている学校では小学生の時からホスピスの会の方の指導を受けています、そして中2でホスピス訪問をしています。命について色々考え学ばせていただけていることはものすごく良い影響を受けていると受け止めています。
NHKの「ようこそ先輩」を見る限りでは色々な先生に来てもらえる環境は閉鎖的な教育環境の中で生徒のみならず教職員にも良い刺激になるのではないかと思います。
Commented by walk41 at 2013-04-22 07:41
ご意見をありがとうございます。おっしゃるようにかくも、「望ましい教員」の姿とそれに近づくための方策(養成、採用、研修、身分保障、人事など)を収束させるのは難しいということでしょう。「学校は社会の縮図」というならば、赤ちゃんからお年寄りまで、病弱な人から健康な人まで、外国人、障碍に遭った人など、いろいろな人がいて当たり前とも考えてみるべき、と思うのです。
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教育学の一分野、学校とその経営について考えます。
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