学校・教職員の現在と近未来-榊原禎宏のブログ

学校の威信、期待

研修の休み時間に聴く。

海辺の学校に赴任した教員、朝、玄関の扉が開かないと思い切り押したら、ウニやカニが入った発泡スチロールが積み上がっていたとか。そう話して下さった方も、「僕は山の学校にしか勤めたことはないんですが、置かれたジャガイモで扉が開かないことがありました。おじいちゃんやおばあちゃんからが多いんですけどね。」

他でも似たような話を聞いたことを思い出した。女性教員だったが「以前、担任した保護者がやっている美容室に行くのだけれど、私が帰ることを見計らって、おばあちゃんが奥からお米を持ってくる」と。

昔よりは減っただろうけれど、こんな学校の威信が残っている場合もある。こうした影に日向に期待している人たちに、学校あるいは教員は懸命に応えているだろうか、と思わされもした一瞬だった。
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by walk41 | 2013-06-26 16:31 | 学校教育のあれこれ | Comments(2)
Commented by 式部 at 2013-06-27 16:37 x
今は公務員としてこの好意を受けてしまうと処罰されるんですよね、家庭訪問であっても出されたお茶も飲まないようにするということでした。しかし家庭としては暑い中こられているのにお茶一つも出さないのも・・・とも考えます。最近は玄関での家庭訪問も主流となって来ているようです、営業マンじゃ無く先生が子どもの様子を聞くのに玄関?という気もします。
Commented by walk41 at 2013-06-27 17:18
難しいところですね。ただし、お茶ですらダメというところもあるのですか、ちょっと驚きです。威信に相応しく仕事ができていればいいのですが、このバランスが崩れることなく、自浄能力がいっそう発揮できるようにありたい、と自分を含めて思わされます。
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教育学の一分野、学校とその経営について考えます。
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