NHK朝のニュース、ユニークな経営の取り組みを見た。
中小企業の社長、スマートフォンが普及したことで、休憩時間もその画面に釘付け、お喋りをしなくなった社員の様子に危機感を覚え、スマートフォンを手放した社員に月5千円の手当を出すようになったという。
するとガラケーに替える社員が増え、また社員のコミュニケーションも盛んになってきたとのこと。このくらいの費用ならば大きな負担にならず、数十年後の競争力にきっとつながる、と社長は見る。
外的動機づけが人の行動を変え、会社の様子を変える事例として興味深かったし、こうしたアイディアが湧く社長こそ、リーダーシップを発揮していると思ったのだ。
新しいことを考え出し、実際にやって見て、その結果を確かめるということ、学校でも色々できると思うんだけどな、なぜか返ってくるのは「忙しい」という言葉ばかり。忙しいからこそ変えなければならないことがあるのではないだろうか。