こういうことは、運動会以外でなかなか経験できないのではないだろうか。
小さなカゴに紅白の玉を何個入れられるかを競う、玉入れゲーム。始まったと思ったら、あっという間に終わる。えー、もう終わりなの? である。
ある人からヒントをもらった。みんなが投げるのではなく、拾う人と投げる人を分業して、コントロール良さそうな人に玉を渡すという役割にも徹するのだ。落ちている玉を拾うために、腰をかがめる時間を節約できるし、腰をかがめ、姿勢を立て直して玉を投げ入れるために生じる、不確かさをきっと回避できるだろうと思ったから。
いざ本番、玉拾いに徹しようとする、も、拾った玉をなかなか渡せない。連携プレーが肝心だ。こうして雲ひとつない秋の一日が終わった。まずまず楽しかったかな。