学校・教職員の現在と近未来-榊原禎宏のブログ

地図記号

クルマを運転中、学校を示す「文」マークを電柱に見つけて、「そういえば、地図記号ってどうなっているんだっけ」と思ったのだ。

調べると、現在の学習指導要領には小学校の段階で地図記号を扱うこととなっている。なるほど、私が小学生だったころと同じような状況らしい。たしか中学年あたりだったか、発電所、森林、寺社と、クイズのノリで覚えたことを思い出す。

しかし、今やgoogleマップほか、ネット上での数多の地図サイトを見れば、こうした記号ではなく、ちゃんと正式名称で出てくる。「関西電力(株)高浜発電所」と丁寧なこと、この上ない。もちろん、地図帳で見る場合もあるだろうけれど、縮小/拡大が自在なweb上の地図は、スペースの有効活用でもある地図記号の出番を狭めているのではないだろうか。

ここで、小学校教員のみなさんにうかがいたいが、地図記号を扱ったときに、児童の意欲が低かったり、記憶も覚束なかった場合、その原因や背景を何に帰属させるだろうか。仮に、実際の生活で不要なものなのに、やることになっているからと取り上げ、結果、児童のパフォーマンスが不確かなものであったら、彼らの問題に答えを求めるのだろうか、それとも、児童の意欲を喚起できない自分の授業技術の問題と考えるのだろうか。

答えはそうではなく、意外なところにあるのかもしれない。それは、私たち、そして子どもたちの情報環境の激変が、学ぶべきことを大きく揺るがしているという事実である。
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by walk41 | 2015-02-27 20:10 | 学校教育のあれこれ | Comments(0)
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教育学の一分野、学校とその経営について考えます。
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