学校・教職員の現在と近未来-榊原禎宏のブログ

学級だより

多くの人は子どもの頃に受け取ったことがあるだろう、学級担任が発行して家に持ち帰らせる「学級だより」を。

年度末が近づき、学校評価がなされる中、保護者からは「隣のクラスではたくさん学級だよりが配られるのに、ウチの子どもは持って帰ってこない」といった声も聞こえてくる。聞くと、学級だよりはそれぞれの担任の裁量内にあり、学校管理職はおろか、学年主任ですら目を通していないという。つまり、各教員にお任せ状態だ。

これでは、文言や写真に対して複数のチェックをかけていないから、問題が起こりやすい点で危機管理上の課題があるし、また同じ学年なのに発行頻度の違いがあっていいのだろうかという「公平性」の問題にも連なる。さらに言えば、学校だよりを発行するための紙代やコピー代といったコストの問題も無視できないだろう。

それぞれの教員が持つ権限と責任(学校教育法、第37条「教諭は児童の教育をつかさどる」)に、学級だよりが含まれるとしても、これは各教員だけで担いうるものでもない、学校としての権限と責任に重なってもいる。

組織や規定をもっても、すっきりと区分けしずらいのが学校業務の特徴なこと、このことを踏まえて、柔軟に大らかに、ただし適切にいかに管理するか-なかなかの難問だと思う。みなさんの学校では、学級だより(学年だよりなども含めて)、どのように扱われているだろうか。
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by walk41 | 2015-03-05 08:15 | 学校教育のあれこれ | Comments(0)
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教育学の一分野、学校とその経営について考えます。
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