民放、題名のない音楽会は、クラシックのカルテットがヘビーメタルに挑戦。バイオリン、ヴィオラ、チェロの四方が激しく弾く。残念ながら個人的には好きになれなかったが、こんなことをやってみようと思ったきっかけに、音楽が怒りから発するというという見立てがあるという話は、とても興味深く聴いた。
論文の書き方講座で学生によく話をする。不健康だけれど、論文は怒りがないと始まらないし、また続かないよ。だから、どんな現状や現状認識に対して怒りを感じているのかを確かめよう、まず見つけよう、と。
音楽の演奏と論文の記述のスタイルは違うけれど、意外に通じるところがあるのかもと思わされる。やっぱり感情から始まるんやなって。