学校・教職員の現在と近未来-榊原禎宏のブログ

まとめ

小学校に伺い、校内研修に参加させてもらう。

これまでも繰り返しケンカを売っているように、校内研究、なかでも授業研究は、普遍性や法則の発見というよりも、認識と解釈の幅を広げて、より多様な授業ができるように教員を促し励ますこと、と話したところ、研究主任が「でも、それではまとめにならないような気がしてしまうんです」と話してくれた。

そうなんだな、って重ねて思う。教員にとって「まとめ」は一つの結論であり、一つとが、焦点化された、収束したものだという前提に立っているということを。

だから、このようにお答えした。「同じ学校に勤めていても、教員によってこれだけ注目する事実や論理が幅を持っていることがわかった、と言うのでいいのですよ」と。すぐさま、「今のことをノートとっていいですか」とメモをされていたけれど、うまく伝わったかしら。

研究は蓄積、まとめは焦点化された一点という思い込みが、旧態依然の仕組みを維持しているならば、どうしたらいいのかという方略を尋ねる人に強調したい。物の見方、考え方を変えることで行為を変えましょう、と。改善や解決のヒントは、意外に身近な、しかし難しいところに、きっとあるのだろう。

[PR]
by walk41 | 2015-04-23 18:44 | 学校教育のあれこれ | Comments(0)
<< 匂い 視線が変わる、世界が変わる >>



教育学の一分野、学校とその経営について考えます。
カテゴリ
以前の記事
フォロー中のブログ
最新のコメント
メモ帳
ライフログ
検索
タグ
その他のジャンル
ブログパーツ
最新の記事
nation
at 2017-10-17 12:45
好みの幅広さ
at 2017-10-15 12:43
スクールソーシャルワーカー
at 2017-10-14 10:59
「奏を功する」
at 2017-10-12 20:20
付いた力は自分ではわからない
at 2017-10-11 23:31
まずは良かった
at 2017-10-09 19:14
Fiasko/fiasco
at 2017-10-08 10:40
青か緑か
at 2017-10-06 09:39
丁寧な言葉遣い
at 2017-10-05 10:26
目標を実現することが即、教育..
at 2017-10-02 22:05
外部リンク
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧