研修で多くの教頭先生たちと出会う。どなたもおしなべて早朝から深夜まで激務のようだ。
そんな中、いつもは過去の作品を紹介するだけにとどまっている「悲しいとき~」(いつもここから)を、自分たちについて作ってもらった。その一部を以下にご紹介しよう。
悲しいとき~、
○帰ろうと思ってPCを見たら、受付文書が二桁になっていたとき
○夜10時頃に家に帰ったら、玄関先で「きょうは早かったね」と言われたとき
○研修が終わって学校に電話、「直帰します」と言ったら、「学校に戻ってきなさい」と返ってきたとき
○土曜、日曜と家にいたら、娘に「お父さん、どうして家にいるの」と尋ねられたとき
○激務で食事も不規則に、痩せたかなと思って体重計に乗ったら、増えていたとき
○警備システムのセットをして帰ろうとしたら、三階のトイレの電灯がついているのに気づいたとき
教頭先生、お疲れさまです。言っても仕方ないでしょうが、ぜひ早い目にお帰りくださいね。
それにしても、恒常的な長時間勤務、これは何に由来するのか、どうして軽減されずむしろ増加傾向にあるのか。官僚主義ゆえの弊害? 無理難題を言う保護者あるいは同僚間の人間関係の問題? 改善するには人を増やせばいいの? 謎は一向に解けない。