学校・教職員の現在と近未来-榊原禎宏のブログ

異質性

外国で長い期間、過ごした生徒による日本語でのスピーチ発表を聴いた。

彼らはアメリカ、ヨーロッパ、オセアニアやアジア各地で育ち、ときに生まれ、また外国を転居し、いまは京都にいる。どんな発表が聴けるのかと楽しみに当日を迎えた。

どれも印象的だったが、その中でもある女子生徒の発表が心に残った。それは現地のインターナショナル校に通った時の経験を話してくれた行だ。彼女はこうスピーチした。

「私たちが仲良くなるためには、お互いが違うのだということを学ぶ必要がありました」

その学校では、50を越える国や地域から生徒が集まっていたそうだが、子どもたちの言語、服装、仕草や価値観まで、同じということを想定できず、だからこそ、どう違うのかを知らなければ、仲良くなれないという言葉に、勇気づけられた気がした。

これまで学校でまま見られたような(今でもあるだろう)、クラスの児童・生徒に「いいです」「私も同じです」と同調圧力を強めたり、「ルールを守らないと大人になっても信用されない」と単一ルールを押しつけたり、といったこと。こんなことは、「グローバル」な世界ではもはや通用しないということ、これからの世代にはどんどん先に行ってほしいと思う。もちろん、私も頑張ってついて行きますよ。

経験を通じて育まれる新たな感性に触れられて、良い時間をもらうことができた。嬉しかった。
[PR]
by walk41 | 2015-09-27 17:28 | 学校教育のあれこれ | Comments(0)
<< 先生 七、ひち、しち、なな >>



教育学の一分野、学校とその経営について考えます。
カテゴリ
以前の記事
フォロー中のブログ
最新のコメント
メモ帳
ライフログ
検索
タグ
その他のジャンル
ブログパーツ
最新の記事
名前
at 2017-12-14 10:49
児童がほかの教職員と出会う
at 2017-12-13 06:32
マンションポエム
at 2017-12-11 14:44
鉛筆で遊ぶ
at 2017-12-10 07:39
除籍の不細工さ
at 2017-12-07 18:34
変化にかかる時間の意義
at 2017-12-07 10:09
question, prob..
at 2017-12-06 14:30
「お疲れさまです」
at 2017-12-05 14:30
非標本誤差
at 2017-12-02 20:58
大学の授業の作法
at 2017-12-01 18:45
外部リンク
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧