学校・教職員の現在と近未来-榊原禎宏のブログ

研究授業を頑張る

小学校教員から聞いた。研究授業という名の授業公開が行われる日、その教室に見に行ったら、「今日のめあて」に「研究授業を頑張ります」と書いてあったそうな。

児童が教員を励ましてくれるのは嬉しいし、それだけ教員とのラポールが築けているとは言えるけれど、その授業を見てああだこうだって話をするとは、いったい何をしているのかと思う。

かくも児童・生徒は、この時間が何か普段とは違うことを知っているし、おおよそはそこでの期待に応えようとする。こんな「出来レース」見ても、指導案に沿ったまあ無難な授業が行われることを確認するだけで、ちょうどParisに行って「やっぱりエッフェル塔が立ってるわ」と写真に収まるが如しだろう。何か新味、ひいては知的興奮を得ることはあるのだろうか。

こんな不思議な儀式を続ける学校、誰がこれを変えるのだろうか。それともこのままでいいと思っているのだろうか。
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by walk41 | 2016-02-05 10:28 | 学校教育のあれこれ | Comments(0)
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教育学の一分野、学校とその経営について考えます。
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