学校事務職のみなさんとの研修会。まだまだ長いキャリアを描くだろう人が多くて、元気にあふれ、こちらも元気をもらった。
そんなみなさんと「学校での悲しいとき~」を作ってもらったが、聴くと悲しすぎて、こりゃ笑いごとじゃないよ、と少し怒りすら感じたのだ。
曰く、悲しいとき~、事務室便りを作りますと教員に言ったら、そんなの作っても誰も読まないよ、って言われたとき~。
これって酷くない? せっかく学校内の異業種から発信するというのに、それを聴くつもりがないなんて。しかもそれを公言するなんて。
こんなのもあったよ。割れた窓ガラスが交換、修理されたのを受けて校長が、「管理用務員さんのおかげです」とみんなの前で言ったとのこと。管理用務員さんは割れたガラスの掃除をしたけれど、新しいガラスの発注と調整を担ったのは学校事務職の自分だったのに。少しは学校事務職に心配りもしてほしい、と。
教員もその立場ゆえに言いたいことももちろんあるだろうけれど、お互い大切にしようよ、違う立場であること、同じ学校にいても違う見え方のすることが少なくないことを活かし合って、よい多面的に学校を捉え、学校改善にも繋げていけるように。
子どもには「相手の立場に立って考えなさい」なんてエラそうに言っているのに、この不寛容。私は教員がはたして嫌いなのかもしれない、自分もその端くれだというのにもかかわらず。