学校・教職員の現在と近未来-榊原禎宏のブログ

股のぞき

今年のイグノーベル賞、股のぞきの効果を明らかにした日本の研究者が「知覚賞」を受賞した。面白い研究だと思う。すでに戦前、これに着目した人がいたというが、戦時下、いかに役に立つかが問われたこともあって、あまり知られることなく終わったらしい(朝日新聞、20161021)。

京都で股のぞきと言えば、天橋立。傘松公園の展望台で、股のぞきをして風景を楽しむのは有名だけれど、その時に風景がどのように見えるかについて、逆さまではない時と比較するという発想は、おそらく多くの人になかったのではないかと思う。自分もそこで股のぞきをしたことがあるけれど、自身の知覚を気に留めることなどなかったもの。

見慣れていることだけれど実はそうではないという、研究の着眼は、何かの役に立つかという発想よりも、ただ面白そうだから、ではないだろうか。そこで有用性や効果などを考えているとは、私には思いにくい。

こうした遊び心を伴ってこそ、研究が進むならば、学校での「研究」そして学校に関する研究も、真面目だけではダメと導ける。楽しさ、可笑しさ面白さが、学校教育の領域でも、より求められると考える所以だ。

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by walk41 | 2016-10-21 14:33 | 研究のこと | Comments(0)
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教育学の一分野、学校とその経営について考えます。
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