新潟県の魚沼市と福島県の会津若松市を結ぶ、営業距離およそ135㎞の只見線に初めて乗りました。
道中、2両編成のこの列車に手を振る人がいるではありませんか。ある駅では列車の出発前、そばに佇み、列車が動き出したら持参した団扇を振って見送ってくれた女性も。とてもびっくり。思わず私も車内からおじぎをして手を振り返したけれど。いったいこれは…。
途中で降りた駅でこのことを観光協会の人に話すと、「ああ、条例があるんですよ」と返ってきてさらにびっくり。えっ、条例⁈
調べると何と、沿線上の6市町村で同様の条例が制定されているのです。
これは、福島県金山町の広報(2015.5)に掲載されたものですが、第3条が強烈だと思いませんか。「通勤通学時、農作業中や散歩の時などあらゆる場面で只見線に手をふるよう努めるものとする」。
豪雨で大きな被害を受け、その後、全面復旧を遂げた只見線の歴史ゆえの条例制定ですが、よそ者にはなかなか衝撃的な体験でした。