学校・教職員の現在と近未来 Gegenwart und nähere Zukunft der Schule und ihrer Mitglieder

しっかりしてね、教頭先生

ある県の新任教頭研修に出かけた。

学校は公共的事業として莫大な公金を使っていて、というくだりから、「みなさんの勤務校の学校配当予算はどれくらいですか」を投げかけたら、ほとんどの参加者が下を向く。「えっ?!」、「学校事務の人と机近いですよね」とか「チョーク何本、A4用紙何枚とか考えて買いますよね」と話を振っても、そんなことを考えたこともない、という様子。「ええっ、誰かフォローをしてください」と叫ぶことに。そして最後には、研修担当の指導主事に「これは、教頭先生たちの研修ですよね」って、意地悪な(でも半分は本気で)声かけをしてしまったほどだ。

それぞれの学校が人的・財的・物的にほとんどあてがいぶちで、学校経営の領域が驚くほど小さいことはわかる。それでも各学校に配当されている予算はそれなりにあるし、創意工夫の余地もなくはない。学校事務のみなさんはそこに専心してくれているだろうに、「みなさんの学校では、水道光熱費は学校で払いますか、それとも教育委員会からですか?」と尋ねても同じ反応。見当もつかないという顔が大半だ。本当に、「え~、そんなあ」である。

まだ新人さんやからということもあるやろうし、なにしろこの1ヶ月少し懸命に走ってこられて、そんな余裕もなかったかもしれない。だけど、それではまずいんとちゃうかなあ。それとも、お金に関わることなく、教頭の仕事が出来るってことなんかなあ。

掛け値なしで驚かされた日だった。
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by walk41 | 2012-05-15 19:10 | Comments(2)
Commented by もくれん at 2012-05-16 01:23 x
とっても納得できます。教育資源の活用とよく言われますが、学校の裁量権のなさからか、あまり重要視されていません。よく言えば、まかされている。悪く言えば、学校事務の仕事にはあまり関心がない。授業時数の確保と行事をこなすことにおわれているのが現実かもしれません。
Commented by walk41 at 2012-05-16 07:30
もくれんさんの仰る現実が、」大半なのかもしれませんね。だとすれば、教員の活動のスタイルが変わるはずもなく、結果、学校が変わることも期待薄に。多くの先生たちは「多忙だ」とは言いながらも、「だからなんとかしなきゃ」「そのためにはどんなことができる?」と考えるほどには、深刻な問題がないのかも。「困った」「悩んでいる」ことが強くなければ、なかなか変えようとは動かない、と説明できるように思うのです。
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