学校・教職員の現在と近未来-榊原禎宏のブログ

学ぶということ

学ぶということをうまく言い得ているのではないかな、と思われる一文に出会った。

ANAの機内誌『翼の王国』に「おべんとうの時間」というページがある。今月号は、伊賀の忍者屋敷の案内人(忍者の格好で登場する人ね)の女性である。

「最初はめちゃくちゃ遅い忍者やなあって感じ。日を重ねるうちに、それなりに身のこなしが素早くなりました。説明の言葉は、お風呂の中とかで練習して、入社1週間でテキストを覚えたんですけど、最初は同期みんなが同じことを喋ってたんです。それが、少しずつそれぞれの味が出てきて、今はちょっとずつ違います。聞き比べると、面白いですよ。」

はじめは丸暗記に近く、それが次第に自分の言葉になっていく。学びは一種類や一段階ではないと見るべきだろう。

なのに、生まれて10年に達するかどうかくらいの、初等教育を受けている段階で、「自分の言葉」や「自分らしい表現」が見られるはず、などと考えるのは、教育関係者のロマンも極まれりではないだろうか。
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by walk41 | 2013-02-05 16:05 | ことばのこと | Comments(0)
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教育学の一分野、学校とその経営について考えます。
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