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学校・教職員の現在と近未来 Gegenwart und nähere Zukunft der Schule und ihrer Mitglieder

「為せば成る」わけではない

ポッピーママさんのコメントを読んで、またも思い出された。

「為せば成る、為せねばならぬ、何事も、成らぬは人の為さぬなりけり」(上杉鷹山)はよく引かれるが、これは「為せば成る、為さねば成らぬ。成る業を成らぬと捨つる人の儚さ」(武田信玄)を詠み変えたものとされることだ。

ここでの限り、武田信玄の方が正しい。「できることをしない」ことの問題を信玄は述べているのであり、それをなぜか「何でもやればできる」なんて話にしたのは鷹山と解せるからだ。

「それはできることなのか、難しそうなことなのか」の見極めに精魂を込めること、だから、どのように見極めることができるのか、という認識論や方法論が重視される。そして、「やる気になればできるもんよ」などと、いたずらに人を煽らないこと。

これらは、「人の上に立つ」とも言われる教員には、さらにその教員を指導するという教育行政専門職員や大学教員にいっそう求められる資質や態度だろう。それは説教ではなく、説明する力、いかに事物や現象を捉えうるかを述べることのできる能力である。
by walk41 | 2013-11-13 11:03 | Comments(0)
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榊原禎宏のブログ(Yoshihiro Sakakibara Blog) 教育学の一分野、学校とその経営について考えます(um die Schule und ihre Verwaltung und Management)
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