学校・教職員の現在と近未来 Gegenwart und nähere Zukunft der Schule und ihrer Mitglieder

笑いがあってこそ

NHK,地球イチバン、世界で一番”陽気な”お墓-ルーマニア、を観る。

墓標に、亡くなった人の悲しみあり、笑いありを描く絵と文章が綴られている。「妻に逃げられた」「酒びたりだった」と、ところ違えば不謹慎極まりない言葉が並ぶが、本当のことなので、その家族も怒ることはない。そんなことを含めて、その人の生を認め、生きる賛歌となっている。

どうも人には、ええかっこしいとそうでないところの両方があるようだ。ええかっこしいも大事だけれど、その人らしさが出てこない。「立派な成績で卒業し」「素晴らしい家族に恵まれ」「数々の業績を残した」なんて、本当なのかしらん。

「まあ、そういうことにしておこう」と皮相なところで終わりにするから、誰も本気で聞くことはない。演出、ショーと割り切るだけである。でも、それって、亡くなった人を弔っていることになるのかなあ。

かくして、人を全体として捉えて認めることは、笑いが伴ってこそ可能なことがわかる。開き直りの強さとも言えるだろう。ある人を想うとは、より丸ごとでもあるはずだ。その心づもりや覚悟があってはじめて他者を、さらに自分についても理解できるのかもしれない。
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by walk41 | 2013-11-22 21:34 | 笑いのこと | Comments(0)
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榊原禎宏のブログ(Yoshihiro Sakakibara Blog) 教育学の一分野、学校とその経営について考えます(um die Schule und ihre Verwaltung und Management)
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