学校・教職員の現在と近未来 Gegenwart und nähere Zukunft der Schule und ihrer Mitglieder

悩ましいスペリング

ず/づ、じ/ぢ、を除けば、表記と発音が一対一対応する日本語に馴染んでいる者にとって、英語などの言語はとても難しい。少なくともまま同じように聞こえる発音と表記が必ずしも一致しないように思われるから。

過日も学生の感想文に間違いがあったので、気をつけようねと指摘したのだが、case を cace、problem をprobrem と書く例があった。基礎的なことができていないとも言えるが、書き慣れていないと誰しもやりかねないミスではないだろうか。

これが異なる言語を跨ぐと、なおややこしい。私も先日、板書をしていて困ったのだが、テーマは、英語でtheme、ドイツ語でThema だから、どっちだったっけなあ、と。他にも、アドレスは英語でaddress, ドイツ語でAdresse と、似ている単語のときは参る。ダンスは、dance と Tanz とちょっと違うけど、フランス語ではdanse というから、こちらを習い始めたら混乱するやろうなあ。

忘れない程度に使うしか手はないよう思うけれど、まあ結構くたびれます、こんな使い分け。「英語の発音がちゃんとできたら問題ない」と知人は言うけれど。みなさんはこんな苦労なさっていませんか。
by walk41 | 2013-12-02 16:19 | ことばのこと | Comments(1)
Commented by ポッピーママ at 2013-12-03 05:13 x
榊原先生、おはようございます。
考えてみると、日本語を母語とする者にとっては、英語学習は三重苦ではないでしょうか。まずは、音声的に、文法的に、そして、識字や書字の面でも。それに発想や文化的な違いをも加えるならば、四重苦となりましょう。(同じ漢字圏であっても、中国語話者は、複雑な音声体系を持っているようなので、そして、文化や発想の面では結構自国を押し出そうという強さもありますから、その点英語学習には有利でしょう。)そういう違いを意識、理解できるほどに母語や自国文化を体系的科学的に学んでからでないと、英語学習は成功しないのではないかと思います。
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