学校・教職員の現在と近未来 Gegenwart und nähere Zukunft der Schule und Schulmitglieder

地方選挙

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ドイツのバーデン-ヴュルテンベルク州ではこの5月25日、各地で地方選挙(Kommunalwahl)が行われる。

Stuttgarter 新聞上でも、州都Stuttgart地区の選挙特集が組まれ、48の政策課題に「賛成」「反対」「保留(どちらでもない)」の三選択肢で自分の意見を選ぶと、政党と自分との適合度を示してくれるコーナーが設けられている。私も一住民だったらと、回答してみた。その結果を見る限り、私が投票すべきは「環境社会」という地方政党、もしくは「左翼党」という全国政党になるようだ。

ここに示される政策課題は大別して、1.公共の安全と秩序、2.Stuttgart21、という中央駅ほか大規模な建設事業、3.公共交通、4.住居と建設、5.経済と商業、6.家族、青少年、社会福祉、7.エネルギーと環境、8.市民参加、9.文化・記念碑保護、である。

このうち、6に含まれる学校教育については、「33.すべての子どもが学校で昼食を取れるようにすべき」「34.Stuttgartのすべての学校が全日学校[おおよそ15時くらいまで子どもが学校に留まるような学校教育の内容となること]となるべき」の2つが該当する。日本では、ほぼ実現されている事項と言えるだろうが、ところ変われば課題も違ってくることを改めて思わされる。

さて、私の今の関心の一つはこの全日学校(Ganztagsschule)と子どもたち、ひいては教職員の学校生活との関係である。「学力向上」はドイツでも喧しいが、その内容とこのための方策については、日本の議論と少なからず違うものがあるのではないか、という予想のもと、ある学校を観察させてもらう予定だ。どのような学校の様子を見ることができるのか、何をたずねればよいのか、準備を進めたく思う。
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by walk41 | 2014-05-10 10:07 | ドイツのこと | Comments(0)
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