150名を超える授業、何時間かかったかしら、出されたレポートを斜め読みして、コメントを数行書いて、「見ました」ネコスタンプを押した。そして、きょうはレポートの返却と若干の講評、そして大学による授業評価。終えてほっとする。
厳しい成績となった君もいたが、全体として非常に良い出来映え、大学で学び始めて間もない頃としては十分な達成と、授業者としては満足している。
そんな気持ちもあったのか、「これで終わります。ありがとう」と言ってから手を打ったら、初めは少しずつ、徐々に大きく、学生たちの拍手がしばらく続いたので、驚いた。笑顔で拍手をしてくれる姿が、とても嬉しかった。
まあまあの授業ができたかな、って思わされた瞬間だった。