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学校・教職員の現在と近未来 Gegenwart und nähere Zukunft der Schule und ihrer Mitglieder

聴き方の問題かしら

研修を担当してまずは終えると、気になるのはどのように聞いてもらえたかだ。

その時盛り上がったからといって、良かったとは限らず、その反対も然りだろう。こんなことからも、教育評価さらには学校評価って難しいなって思う。なのに「子どもを見ればわかります」なんて言える人、すごいなあって驚き、呆れる。

さて、過日の教頭研修における事後アンケートの結果を知らせてくれた教育センターがあった。学校の見方が新鮮だった、自分を振り返る良い機会になった、といった感想は私の想定内だけれど、その中に、具体的な方法がたくさん示され、秋から学校でやってみたくなった、という感想を読んで、へえ、そんな風に聞いてくれた人もいたんやと、ちょっとびっくりしたのだ。

というのも、ゼロではないにしてもそんなにやり方、進め方について話したわけではなく(そもそも、そんなに知らないし(・_・;)、どちらかといえば、捉え方、考え方が中心の研修で、それをベースにそれぞれの学校で考えて具体化してほしいと話しているから。

にもかかわらず、上のように聞く人もいるということを、教育と学習のズレとして興味深く思ったし、学ぶ側の余地ともいうべきものを大切にした教育側のあり方をより考えるべきだなあと思わされる。

初等・中等教育の議論にも通じるだろうけれど、大切なのは児童や生徒がいかに学ぶかであって、いかに教えるかではない。彼らの学びの上で教えることが役立つ場合があるからそうしているのであって、間違っても教えることが学ぶことを邪魔してはならない。授業時間の大半を下手な説明で遣ってしまい、生徒が考え、練習し、習得する時間を奪っている授業を見ると、もう止めてあげてと声を上げてしまいそうになる。

by walk41 | 2015-08-07 15:58 | 研修のこと | Comments(0)
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榊原禎宏のブログ(Yoshihiro Sakakibara Blog) 教育学の一分野、学校とその経営について考えます(um die Schule und ihre Verwaltung und Management)
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