年度末、毎年のことだけれど、学校も人事異動はおおごとである。ある人は、辞職することを黙っていたのだが、新聞の抜き刷りに名前が出た途端、家の電話と携帯電話にひっきりなしに鳴り、ついには携帯電話の電源を切ってしまったとか。それだけ注目されているということだね。
鹿児島の離島でも、島を去る教員が少なくないのか、航空会社による興味深い挨拶文を見つけた「本土」からやってくる教員、去って行く教員、いずれも万感の思いがよぎることだろう。
学校問題は尽きることがないが、これはそれだけ期待されているということもである。こんな視線も学校や教員に注がれていることを、けっこう新鮮に見た自分でもあった。