イタリア中部の街中で見かけたもので、これはおもしろいなと思った一つが、写真のようなごみ回収場所です。
イタリア語がさっぱりわからないので間違っているかもしれませんが、このごみ箱の限り、生ゴミ、資源ごみ、生活用品などと分けた上で、レバーを踏んで開いた回収口に入れるというスタイルだと思われます。
このごみ箱(といったよいのかどうかわかりませんが)は、地下空間に繋がっており、見える場所だけがごみのスペースではありません。この鉄板の下がごみを収めるスペースになっているのです。いつ入れてもいいのかしら、わかりませんが、生ゴミのコンテナからはずいぶんと臭ったので、決まった時間という訳ではないかもしれませんね。
これらとは別にごみ回収車も朝早くから回っていましたから、複数の回収方法をとっているということでしょうが、ちょっと新鮮だったので、ご紹介する次第です。イタリア在住の方のブログなどを拝見すると、また地域によって一様ではない感じ。この点は日本も同じですね。有償のごみ袋が要るところと要らないところ、分類の基準が違うこと、集められる頻度も同じではないことなど、それこそ地域事情に応じてということでしょう。
ごみ問題と学校問題を同じにしてはいけないのかもしれませんが、どうして学校教育は全国を念頭に置いた共通化志向が強いのでしょうか。それぞれの事情や主張があって当たり前と考えれば、いまの日本のいわゆる教育問題も、また違って見えてくると思うのですが。