私がコンピュータをさわり始めた1985年当時、ワープロは「一太郎」が一般的だったように思う。そのため、のちに「WORD」が普及して、これを標準に文書を作成するという風潮が強まってからも、「一太郎」を使い続けている。だから、「WORD」をほとんど使うことができない。
そんな中、メール添付で送られてくる学生の論文(間違いなく「WORD」である)の指導に際して、コメントを挿入できる機能のあることを教えてもらい、とっても助かっている。これは便利やなあ、である(「一太郎」にも同様の機能があるのかしら)。
これまでは、メールの返信文に該当箇所のコピーと貼り付けを繰り返し、番号を振ってはコメントを重ねていたが、これにより労力は激減、結果、より多くのコメントができるようになった。労力を勘案して端折った箇所も、これまで少なからずあるもの。
当たり前に使えている人にとっては何の新鮮味もない話でごめんなさい。やり方に溺れるのもいかがとは思うけれど、こうできると知っていることも大事だなと、これまた当たり前のことを実感している。