秋田県観光連盟のポスター。私が見た限り4種類あり、うち①「秋田、総おもてなし宣言」が2種類、②「みんな、秋田の案内人」が2種類である。これらを見ていて気になったのは、登場する人たちに占める女性の割合があまりにも高いのではないかということだ。
①は写真のようだが、このポスターには28人が登場し、うち女性は22人。8割以上が女性である。もう一枚は、27人中19人が女性、約7割を占める。
また②には合わせて54人が載っているが、このポスターは「カンバン娘」とも銘打たれており、全員が女性である。
これら4枚に載る人はあわせて109人、うち女性は95人、ほぼ90%に達する。男性が登場する①に限っても、55人中41人が女性、およそ75%である。
つづめれば、過半数、さらに8割、9割に達するほどの女性占有率は、明らかにバランスを欠いていると思う。ひょっとしたら、観光業界の多くが女性によって担われているのだろうか。それとも、女性の表情がより観光へと誘うのではという思惑ゆえだろうか。このポスターの製作者の考えを知りたいものだ。