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学校・教職員の現在と近未来 Gegenwart und nähere Zukunft der Schule und ihrer Mitglieder

音楽教育のスタンダード論③

57ページ スタンダードの一般化と成功裡の実現へのステップ

音楽教育を成功に導くには、次のようなステップと教育スタンダードを関連させることが有意義だろう。
・教科の教育目標に関する合意
学校種または学校のプロフィールに適うミニマムスタンダードあるいはコンピテンシーの段階を伴った、コンピテンシーモデルに関する合意
・教育の実施と教材の担保、コンセプトと教材開発、研修
・教科専門グループによる学校カリキュラムの開発
・参考例と評価に向けたテストの開発
これら5点がすべて伴って始めて、音楽科の質的開発のプロセスは意味あるものとなる。加えて、州をまたぐ取り組みが適切でありまた効果的だろう。州ごとのエゴイズムにもとづく政治的関与は、これらの開発を妨害または台無しにするものである。
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極めて具体的にスタンダードを考える Markus Köhler

バイエルン州での8年制ギムナジウム(G8)の導入は、教育スタンダードに関する現在の議論をバイエルン州の視点から補うものになるかもしれない。それは、2つの観点において重要と思われる。

バイエルン州の概観
バイエルン州のギムナジウムにおいて、音楽は非中心科目(Nicht-Kernfächer)の枠内で選択必修の「同等の」科目として、7学年から位置づけられ、5学年から10学年を一貫してすべての生徒へ必修科目としてされている(5-7学年は2時間、8-10学年は1時間)。

8年制ギムナジウムのコアとなる集中的授業時間は、中心科目の知識を確実にし反復することを基本とすべきものであるが、それはすべての教科に適用、つまり音楽にも充てることができる。このことは、、とりわけ中心教科に集中する必要のない生徒たちにとっては有意義なことだろう。8年制ギムナジウムのこの先、11、12学年においては、音楽は2時の音楽との選択必修になる。

中央アビトゥア試験(訳者注、大学入学資格試験)を意義あるものにするには、スタンダードが下級、中級の学年においても意識されることがさらに重要である。
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by walk41 | 2018-05-27 21:25 | ドイツのこと | Comments(0)
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