学校・教職員の現在と近未来 Gegenwart und nähere Zukunft der Schule und ihrer Mitglieder

残業を許さない gegen Überstundenarbeit

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Zeit online 20190105 https://www.zeit.de/politik/ausland/2019-01/budapest-zehntausende-demonstrieren-gegen-ungarische-regierung?utm_content=zeitde_redpost_zon_link_sf&utm_source=facebook_zonaudev_int&utm_term=facebook_zonaudev_int&utm_campaign=ref&wt_zmc=sm.int.zonaudev.facebook.ref.zeitde.redpost_zon.link.sf&utm_medium=smより。

ベルリンの壁の崩壊を始め、中欧、東欧諸国における共産党系政権による独裁政治が終わりを告げた1989年から、今年で30年になる。興味深いのは、当時の闘士で今や大統領になったほどの人物、例えばハンガリーではViktor Orbánが「右派国家主義的」(rechtsnational)と評され、批判の対象となっていることだ。

上の記事によると、首都とブダペストで行われた、野党と労働組合による1万人のデモで人々は「我々は奴隷にならない」「汚いFidesz党(与党)」と叫び、市内中心部から国会議事堂までを練り歩いた。昨年12月に可決された法律が、雇用者は労働者を年間400時間まで超過して働かせることができ、かつその分の賃金あるいは休暇を3年間引き延ばすことができるというものであり、これにオルバン政権の与党が賛成したことに対する抗議である。

こんな記事を読むと、年間400時間、月あたり33時間、労働日あたり1時間半ほどの残業で、大騒ぎになるハンガリーから見れば、残業(しかもサービス残業!)は当たり前で、さらに月に80時間(ハンガリーの法律の上限の2倍以上)を「過労死ライン」に設定している日本は尋常ではない。

「おもてなし」の精神は尊いけれど、それ故に心身の健康を破壊してしまうのならば、本末転倒だろう。だから重ねて思う。日本のサービス水準を今より下げて、みんなの可処分時間を増やす方向に舵を切ろうと。




by walk41 | 2019-01-07 02:11 | Comments(0)
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榊原禎宏のブログ(Yoshihiro Sakakibara Blog) 教育学の一分野、学校とその経営について考えます(um die Schule und ihre Verwaltung und Management)
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