学校・教職員の現在と近未来 Gegenwart und nähere Zukunft der Schule und ihrer Mitglieder

まあ、こんなものかな naja, es soll in Ordnung sein

ドイツ郵便のDHLから小包が届きました。呼び出しブザーに返事してしばらく待つも、やってきません。そうかあ、と階下に行くと、案の上、ダンボール箱が置いてありました。小包です。ここ数回は、ちゃんと戸口まで持ってきてくれて、受け取りのサインを求めていたのに、今回の配達員は、受け取りサインをどうするのでしょうか。自分で記入するつもりかしら。いずれにせよ、あまりに緩やかな仕事ぶりに、すっかり馴染みました。

Eine Klingel der Wohnung hat geschlagen. Ich habe dafür geantwortet, die Tür geöffnet und wartet auf den Zusteller, dennoch ist niemand gekommen. Dann eine Idee hat mir gefallen und bin runter gegangen, und habe ein Paket für uns gefunden. Vorübergehend hat zwar der Zusteller bis zum Eingangstor das Packet gebracht, aber was er diesmal die Unterschrift der Empfänger erledigen wird? Er schreibt die Unterschrift selber als ob er ein Empfänger wäre? Auf alle Fälle, habe ich mich schon gewohnt an diese zu lockere Arbeitsweise in Deutschland.

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# by walk41 | 2018-12-13 20:33 | ドイツのこと | Comments(0)

試験結果 Ergebnis der Prüfung

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ある大学にて。試験結果がボードに公開されていました。教育学の試験です。4.3, 5.0と、最低点である4.0“ausreichend(十分)“ を下回る、不合格になった学生も見えますね。たまたまかもしれませんが、厳しい発表の仕方だなと思わされます。

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# by walk41 | 2018-12-13 02:41 | ドイツのこと | Comments(0)

地元大好き Heimatliebe

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近所の1ユーロショップ、いわば100円均一ショップです。ニューヨーク、ロンドン、パリに引き続き、地元の街の名前が入っているのがいいでしょう。

この街の人口で言えば、京都府下なら向日市や京丹後市を下回るくらいの規模なのですが。地元愛というべきでしょうね。

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# by walk41 | 2018-12-13 02:29 | ドイツのこと | Comments(0)

キリストのいないクリスマス Weihnacht ohne Christ

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街のクリスマスマーケットを歩く。すると、声を掛けられて案内されたのが、教会関係者によるブースだった。もっとも、1455年にグーテンベルクが発明、最初に聖書が印刷されたという活版印刷機のモデルを楽しむことが主で、キリスト教の話はほとんど出なかったけれど。

とはいえ、12月25日を控えて世間が消費型のお祭りムード一色なこと、クリスマス商戦が花盛りで、人々が買い物や飲み食いに明け暮れる様子を指して、「残念ながらキリストのいないクリスマスになっている(Weihnachten ohne ihn)」とは話された。印象深い言葉だった。

写真は、刷らせてもらった聖書の一節。


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# by walk41 | 2018-12-12 23:00 | ドイツのこと | Comments(0)

いじわるな二桁 gemeine Zweistellig Nummer

アラビア語に由来するとも聞きますが、ドイツ語での二桁の表現は厄介です。なぜなら、一桁目を先に、次に二桁目を言うから。たとえば、23、日本語話者にとっては、「にじゅうさん」と聞こえるはずが「さんとにじゅう」と言われるために、よく勘違いをします。

先日もありました。レストランでの支払いが56.50ユーロだったのですが、「ろくとごじゅう、ごじゅう」と言われたのに、間違えて「ろくじゅうとご、ごじゅう」、つまり65.5と聞いてしまい、チップ込みで(少ないチップです)66ユーロをカード支払いしたのです。

あれっと思い、店員に確認したけれど後の祭り。56.50ユーロの請求に対して66ユーロを支払おうとする客に、「それでいいですか」と尋ねてくれるはずもなく、ドイツではまずない15%ものチップを払うことになってしまいました。あーあ。

もちろん、日本語を学ぼうとする人も、たとえば単位の複雑さには滅入るでしょうね。なぜ「いっぴき」なのに「にぴき」にならず「にひき」なのか。さらには、なぜ「さんびき」「よんひき」になるのか、うまく説明できませんもの。

Für nicht Deutschsprachler ist Zweistellig Nummer völlig schwierig. Ich habe keine Ahnung, warum man fünfzigundsechs, fünfzig nicht sagt, sondern sechsundfünfzig, fünfzig äußert. Tatsächlich habe ich im letzen Mal an einem Restaurant die Rechnung falsch gehört, d.h. nicht 56,5 Euro, sondern 65,5 Euro, dann habe ich großzügig 66 Euro bezahlt. Oh, nein, habe ca. 15% Trinkgeld gegeben!

Selbstverständlich gibt es doch auch in Japanisch komprizierte Regeln. Sie kann Japaniaschsprachler nicht gut erklären.

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# by walk41 | 2018-12-11 21:53 | ドイツのこと | Comments(0)

椎茸 Shiitake

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近所のスーパーマーケットにありました。Shiitake-Pilz 椎茸と表示されています。これも日本語から来ているのかと驚いて調べたら、米国でもフランスでもShiitake として紹介されていました。ことばのグローバル化を感じることです。

Im Supermarkt in der Nähe der Wohnung ist Shiitake-Pilz auf dem Regal gelegt. Es ist ein Staunen, dass das Wort Shiitake, das auf Japanisch hier in Deutschland auftaucht. Dann ich das im Internet recherchiere, ist es klar geworden, das Wort ist auch in Englisch und in Französisch benutzt. Damit fühle ich mich die Globalisierung der Wörter.

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# by walk41 | 2018-12-11 00:57 | ことばのこと | Comments(0)

ミネラル水 Mineralwasser

ドイツの水道水の水質基準は高く、蛇口の水をそのまま飲んでも問題がない、という記述を実は最近読んで知った。レストランでは水を注文しなければならないし、ミネラル水を当たり前に売っているからだ。

先日、ドイツの友人にその話をしたら、知っていると答えたので、「だったら、なぜミネラル水を買っているの?」と尋ねると、「わからない(keine Ahnung)」と返ってきた。なぜかわからないけれど、何となくそうしていることがあるんだと、ちょっと驚いた。

Das Wasser-Niveau in Deutschland ist hoch wegen der strengen Vorschriften und man muss Mineralwasser nicht unbedingt kaufen. D.h. Abwasser aus der Wasserleitung kann man sicher trinken. Darüber habe ich eine Deutsche Freudin gefrag. Sie sagt das weißt sie. Dann anschließend habe ich weiter gefragt, warum sie Mineralwasser kauft. Die Antwort „keine Ahnung“. Das hat mich überrascht, dass es eine Gewohnheit gibt, ohne zu wissen, warum das gemacht wird.

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# by walk41 | 2018-12-10 19:53 | ドイツのこと | Comments(0)

意味あるかなあ ob es einen Sinn hat

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駅構内にて。喫煙ゾーンということですが、何の仕切りもなく、喫煙者が集まっているだけです。この黄色の線を引くことに、どんな意味があるのでしょうか。

Am Bahnhof hier ist zwar Rauchzone, aber es befindet sich keine Wände, sogar kein Raum für Raucher. nur Gelbelinie. Welchen Sinn hat diese Linie eigentlich?


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# by walk41 | 2018-12-09 19:12 | ドイツのこと | Comments(0)

クリスマスマーケットの飾り Dekoration am Weihnachtsmarktsladen

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Stuttgartのクリスマスマーケットは、お店の屋根の飾りが派手なことで有名ですが、聞くとコンテストが行われているとのこと。なるほど、それでは力も入るはずですね。

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# by walk41 | 2018-12-08 19:10 | ドイツのこと | Comments(0)

サンタクロース来たる Nikolaus kommt

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ドイツではサンタクロースが12月6日に来ます。南西ドイツの地元紙によれば、病院にいる子どもたちにも、サンタクロースがやってきて驚きの声が上がったとのこと。

より多くの人に、素敵な笑顔が見られますように。

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# by walk41 | 2018-12-08 05:00 | ドイツのこと | Comments(0)

ピザの宅配サービス Pizzas Zustellungsservice

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この街にも宅配ピザのサービスがあることを、営業車で知りました。インターネットでも注文できるようで、マルゲリータの26センチ(小)が6.5ユーロときっと高めなのでしょうが、家まで届けてくれます。ピザのほか、メキシカンや中華の料理もあるようで、利用者の評価は5段階で4、まずまず頑張っているのではないでしょうか。

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# by walk41 | 2018-12-06 22:42 | ドイツのこと | Comments(0)

これこそ大学 Das ist genauso Hochschule

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100人以上の学生がいる授業で、冒頭、ひとりの学生が話し始めた。教員に尋ねると、授業のテーマに関わる図書の紹介をしたいと自ら申し出て、パワーポイントスライドも用意してきたのだという。

話はおよそ15分、その後、質問が4人の学生から出て、やりとりも見られた。次に質問したいと、ずっと挙手を続けているフロアの学生の姿も格好いい。

合わせて30分間ほどがこれに充てられたが、大きな拍手が二度と起こったように、とてもいい時間だった。「教えられる」だけでなく、また「教えられることを学ぶ」だけでもなく、自分が学んだことを伝え、議論に供したいと考え、実現する姿に、これこそ大学と感じるものがあった。質問を投げた学生を含め、素晴らしい学生がいることに驚かされた。

Das Foto zeigt eine Szene, die eine Studentin freiwillig in der Vorlesung eine Buchvorstellung vor mehr als 100 Studentinnen macht. Dort hat sie selber ca. 15Minuten ein Referat gemacht und anschließlich hat sie insgesamt Rückfragen von vier Studentinnen bekommen und gut eine Discussion organisiert. Das sollechte Hochschule sein, so habe ich gefunden und habe mich berührt die wunderschöne Studentin.

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# by walk41 | 2018-12-06 00:24 | ドイツのこと | Comments(0)

多様な見方を大切に Respekt für andere Meinungen

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大学での演習の一コマです。発言した人の順に、赤い毛糸🧶が渡され、意見が交差していく様を辿ることができます。誰が考案したのか、発表を担当した学生たちによる、楽しいアイディアだと思います。

Der Rotefaden zeigt die verschiedene Meinungen von Studentinnen und Dozent in einem Seminar in der Hochschule. Ich finde ihn lustig und gute Idee.

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# by walk41 | 2018-12-05 16:33 | ドイツのこと | Comments(0)

すっかりクリスマスモード schon Weihnachtsmode

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大学キャンパス内での案内です。大学施設や街中で、クリスマス用のパンの販売やクリスマスマーケットが企画されているのですね。

朝、チェーン店のパン屋さんに行ったら、店員がサンタクロースの格好でした。クリスマスムードがいっそう高まることでしょう。




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# by walk41 | 2018-12-05 16:07 | ドイツのこと | Comments(0)

なぜこうなる? Wieso passiert das?



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近所のクリーニング屋に、出していたシャツを取りに行った。実は先日も店に行ったが、写真のように休みだった。「研修のため、休みます」と手書きで張り紙がしてあったのだ。しかも、1日間だけではない、数日間の休みである。そんなこと、事前にわかっていただろうに。ひょっとしたら、思いついたように休むのだろうか。

さて、引き換えの紙を渡す。すると前回もそうだったが「色は?」と聞かれた。こっちは色にさっぱり弱いので、さあ、わからないなあと返す。引き換え用紙には番号が記されているのにである。預かったものが順番に並んでいないようだ。しばらく探している。ああまどろっこしい。後ろに次の客も立っている。なんでこうなるんや、と叫びたくなる。そしてようやく、シャツが出てきた。ハンガー吊りにしてくれと言ったから、まあいいのだが、ビニール袋をかけることもなく、いわゆる裸でそのまま手渡された。

こんなサービス水準で、社会が回っているとすれば、日本の労働者がいかに過剰なサービスに労力を割かれているかが、わかるというものである。「サービス低下で、働く人に優しい社会を」をぜひ日本の国策スローガンに。



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# by walk41 | 2018-12-05 04:04 | ドイツのこと | Comments(0)

アドヴェント始まる Advent hat begonnen

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救世主の到来を意味するラテン語アドヴェントが始まりました。日本でも知られるようになってきましたが、お菓子やおもちゃが日ごとに出てくる、クリスマスイヴまでの楽しみかのようにだけ捉えられるのは、少し残念です。

このお店では24枚の窓を、毎夜一枚づつ開けていく企画をしています。開けるとサンタクロースほか、クリスマスに馴染みのある絵が出てくるようになっています。

およそ2000年前、ローマ人の迫害に苦しんでいた人々の思いに添うことは難しいですが、いま困難な状況にある人たち、いま不幸な事柄を少しでも和らげられるようにと願います。

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# by walk41 | 2018-12-03 23:04 | ドイツのこと | Comments(0)

精神疾患の人たちとの交流サロン Gemeindepschiatrisches Zentrum

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精神疾患の人たちを含む地域の人たちの交流サロンに、たまたま立ち寄り、コーヒーを飲みました。ここでは、精神的に病んでいるあるいは障碍を持つ人たちが集い、活動や作業をする場が、プロテスタント社会奉仕団体と南ヴュルテンベルクの精神疾患センターによって運営されています。社会精神福祉士によるサポートも行われていると説明にありました。

12月はクリスマスということもあり、催しも多いようです。クリスマスマーケットに出かけたり、併設される部屋でのクリスマス用の天使の工作などのほか、温水プールに行く、歌のグループなどの活動も予定されています。

数人の人に「どこから来たの?」と話しかけられました。物怖じしない人が少なくないからなのかもしれませんね。こうした場がより開かれることが大切だなとも感じた次第です。

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# by walk41 | 2018-12-03 21:36 | ドイツのこと | Comments(0)

分業のあり方 Verteilung der Beschäftigung

来年用の手帳を求めようと、 街の文具屋さんに行った。

こちらかなと店員に尋ねると、コーナーが違っていたようで、別のスタッフに尋ねてくださいと返ってきた。と言っても、百貨店での話ではない。二階建てのお店だ。また、当のスタッフは他に手を取られていたわけでもなかった。

客から尋ねられたことを、階下の同僚に繋いでくれれば済んだ話ではないかと、後になって思う。それだけ、客の自助努力が当たり前の状況に、自分が馴染んでいることでもあるのだけれど。これには、業務の分業に対する理解が関わっているのかもしれない。

Um das nächste Notizbuch zu kaufen, war ich in einem Laden. Bei der Anfrage, hat eine Mitarbeiterin mir gesagt, „Fragen Sie das meine Kollegen unter.“ Später meine ich, wenn sie ihren Mitarbeiterinnen meine Sache weiter mitgeteilt hätte, war das keinerlei umständlich für mich. Dass ich mich an das danach erinnere, bedeutet ich habe mich an diese Lage schon gewohnt. Was ich weiß, gegen die Suche von Kunden, ist es ganz übrig dass die Mitarbeiterinnen sich ihre Bestes bemühen dafür in Japan. Vielleicht hat das mit dem Verständnis bezüglich der Verteilung der Beschäftigung zu tun.

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# by walk41 | 2018-12-03 13:19 | ドイツのこと | Comments(0)

プラスチック分別 Sortierung der plastischen Produkte

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「リサイクルのプラスチックごみの7割が焼却処分」(読売新聞、20181202)とも報じられていますが、この街のこの地区では、市が無料で配る黄色いごみ袋にプラスチックごみを入れて、土曜日の午前中にコンテナに持ち込みます。すると、笑顔で応対してくれる市職員が、豪快に投げ入れるのです。

3メートルはあるだろうコンテナにごみ袋を放るのもなかなかですが、写真を撮っていいかと尋ねたら、そばにいた地元の人が「ゆっくり投げてやって」と話に加わる様子も、スローペースな感じでいいです。横でおしゃべりをしている人もいますし。

Bei der Abgebung des plastischen Mülls, wirft das Personal den Sack zu Container. Daneben ruft ein Bürger „Langsam Schmeisen für das Foto!“ Beide Szenen finden wir entspannt. Außerdem findet man Einige, die sich unterhalten.

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# by walk41 | 2018-12-02 20:18 | ドイツのこと | Comments(0)

社会参加/貢献 sozial engagiert

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クリスマスマーケットには色々なお店が立ちますが、ここでは星型に「社会参加/貢献」と営利目的ではないことを記したお店も、何軒か見ることができます。

この店は、可愛いぬいぐるみを会社から購入し、訪れた人にそれを買ってもらって、その全額を寄付することを明言しています。大変残念なことですが、寄付を募ると称してお金を集めるものの、収益のせいぜい1割ほどしか送らない、詐欺まがいの団体もあるとのことですが、この団体は財団として公的に認められており、各種活動が公表されてもいます。文字通り、ボランティアかつ持ち出しのマーケットです。

こうしたお店を訪れる機会があれば、ぜひ出会った仔をお家に加えてあげてください。私たちは、ふかふかウサギの仔を迎えました。

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# by walk41 | 2018-12-02 00:12 | ドイツのこと | Comments(0)

生産者と近い nah vom Produkter

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スーパーマーケットで普通に買った卵ですが、羽毛が付いていました。生産者と近いと言うか、大らかな売り方と言うか、これも南ドイツでの一つの経験です。

Das zeigt Eier mit Feder, wenn auch wir das übrig im Supermarkt gekauft haben. Das kann man sagen, hier im Süddeutschland ist die Distanz zwischen Produkter und Verbraucher, oder ist sehr der primitive Verkauf. Das ist auch eine Seite hier.

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# by walk41 | 2018-12-01 20:44 | ドイツのこと | Comments(0)

日常的な差別 alltägliche Diskriminierung

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20181129付、Stuttgarter Zietung紙から。日常的なレイシズム(人種差別)という記事を掲載。「黒人男性の妻となったある女性は、どんな排除を経験しているか」と題されている。

「アフリカには売春婦はいないの?」ーいつも人種差別されるという訳ではなく、こんな風に直截的に言われる経験を、この女性はするのだ。それはしばしば「可愛いの意味合い」から生じることもある。彼女の娘が「チョコレートベビー」と言われたのはその一例だ(上の記事から)。

さして悪気なく、何となく行われる排除が、ドイツでも報告されている。だからこそ、多様性・異質性に対する理解や寛容さが、学校教育の課題としても強調されるのだろう。「自分たち」の側に自分がいると認識することで生まれがちな横暴さ、粗雑さに、私自身も自分を警戒しなければと思う。


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# by walk41 | 2018-12-01 01:58 | ドイツのこと | Comments(0)

不毛だ unsinnig

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jurassicpark film より拝借。

読売新聞HP上の発言小町、世の中の勉強だと読んでいる。

「ジェラシックパーク」じゃなくて「ジュラシックパーク」です・・
という投稿に対して、多くのコメントがその通りと応じ、なかには「コミュニケーション」を「コミニュケーション」と言った人がいたことに対して、世も末と書いている人もいる。おおむね投稿者に同意のようだ。

外国語を日本語で表記すること自体に無理があるのだから、どっちでもいいというコメントもあるが、少数派と見える。私も「どっちでもいい」派だ。すでに日本語なのだから、どちらでも構わない。「コップとカップ」「スコップとスクープ」「グランドとゲレンデ」の違いを説明しにくいのと同じである。同じ意味なのに、輸入のされ方が違った結果、表記の違いになったに過ぎない。

「ジュラシック」という言葉は英語で、フランスとスイスの国境に位置する山岳地帯が、地層学的にジュラ紀にあたるということから来ているが、現地語に即して言えば、名詞の場合、フランス語でJurassique, ドイツ語ではJura, 形容詞の場合、フランス語でjurassien, ドイツ語でjurassischである。ドイツ語では間違っても「ジュ」ではなくどちらかと言えば「ユ」、フランス語では「ジ」または「ユ」という感じだろうか。つまり、いずれにしても「ジュラシック」などではなく、「ユラ」あるいは「ジラ」と書いた方が近い。

さらに問題なのは、後半が「シック」などではまったくなく、「シッシュ」「シエン」という音に近いことだ。つまり、「ジュラシック」は、「ユラシッシュ」「ジラシエン」あたりが妥当である。

えっ、ここでは英語での話をしてるんだって!? でも、ジュラ紀ゆかりの言葉はフランス語とドイツ語、英語は無縁だよ。なぜ英語で言おうとするの? 学校の教科書も、モハメッドがムハンマドに、毛沢東(もうたくとう)がマオツォトンと、なるべく原語に近い発音になっているんだから。外国語すなわち英語という、幼い発想はいい加減に卒業しようよ。そもそも、英語で言ってもjurassic は「ジュラシック」ではなく、「ジュラスィック」に近いんだし。





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# by walk41 | 2018-11-30 07:12 | ことばのこと | Comments(0)

添削サービス業 Korrektur-Support Unternehmen

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大学内の掲示板にありました。「より良い成績を得るための、添削を行います」とあります。どちらかと言えば、留学生向けでしょうか、レポートなどの添削サービスをする会社の宣伝です。

私の知る日本の大学生を想定するならば、日本でも流行ってほしい業態、とは言いすぎでしょうか。


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# by walk41 | 2018-11-29 21:05 | ドイツのこと | Comments(0)

買い物だけじゃないクリスマス Weihnachten nicht nur zum Einkauf

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近所の美容室の前の立て看板です。子どもたちのプロジェクトとあるので、お店で尋ねてみると次のようなことでした。

ここからクルマで30分ほどのところにある「子どもの家」には、親のいない子、養育放棄や虐待を受けて親の元にいられない、いわゆる恵まれない子どもたちが暮らしています。学校などにも、そこから通うとのこと。そこで、クリスマスを迎えるにあたって、この美容室で働くスタッフが彼ら/彼女らを訪ねて、10ユーロくらいのものでプレゼントにほしいものを尋ね、それらを用意したというのです。

そして、子どもたちの顔写真とほしいプレゼントを記したメモを貼り付けた包装紙に、プレゼントを包み、お客さんなどから10ユーロほどを寄付してもらうことで、プレゼントを送ろうという企画です。

クリスマスはここドイツでも、消費主義と批判されるほどにたくさんのプレゼント攻勢にもなりますが、同時に、他者に思いを馳せて何か行動する時期でもあるようです。素敵なことだと思われませんか。




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# by walk41 | 2018-11-29 02:24 | ドイツのこと | Comments(0)

クリスマスマーケット(2) Weihnachtsmarkt

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先のブログ記事は、クリスマスマーケットというタイトルにしては、あまりにも不親切と反省、そこで大昔にお世話になった街、南西ドイツに位置するクリスマスマーケットを紹介します。

この街には、フランスのベルサイユ宮殿を模したドイツ最大のバロック様式のお城があり、そのコンセプトから優雅なイメージのクリスマスマーケットになっています。

とはいえ、写真のように雪が降る様子は、残念ながらしばらく見られていないようです。今年はどんな感じになるでしょうか。

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# by walk41 | 2018-11-28 04:29 | ドイツのこと | Comments(0)

クリスマスマーケット Weihnachtsmarkt

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クリスマスマーケットでは、いろいろなお店が並びますが、これもその一つになるのでしょう。Waldorfschule いわゆるシュタイナー学校の後援会の屋台です。ここでは11月30日から始まります。もうすぐクリスマスムード一色になることでしょう。

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# by walk41 | 2018-11-28 02:38 | ドイツのこと | Comments(0)

女性に対する暴力 Gewalt gegen Frauen

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女性の3人に1人がパートナーほかから身体的・性的暴力を受けているとも言われるドイツ。女性に対する暴力に関する理解を深め、これに反対する企画が、学生たちの手によって開かれました。

映画館の一室を借りて、前半は夫からの暴力を長年にわたって受けてきた女性が講演、休憩後、Female Pleasureという性暴力や性差別に苦しみ、告発し、社会を変えていこうとしている5人の女性を追った映画を鑑賞するというプログラムです。

私の見たところ、参加者はおよそ150人、9割近くが女性だったようです。実行委員会とも言うべき十数人の学生たちが、大学の後援も取り付けて、大学関係者ならば入場は無料と人を集めるアイディアも、功を奏したのではないでしょうか。

講演では物理的な暴力に加えて、家族や友人と会うことを止められるという孤立化(Isolation)がなされたこと、暴力を振るわれているのに、「彼の中にいる悪魔を私の愛の力で追い払ってみせる」と思ってしまったことなどが語られ、会場が凍ったような雰囲気にすらなりました。お話の後、質問もたくさん出され、関心の高さもうかがわれたことです。

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# by walk41 | 2018-11-26 18:51 | ドイツのこと | Comments(0)

冗談じゃない idiotisch

私を含めて、誰もが気軽に世界中に発信できる環境が整ってきたから、大して調べもしないで、わかったかのように断言する輩が現れるのは分からなくもない。けれど、クロス・リファレンスをせずに、自分の経験があたかも一般的かのような書くさまには、まったく辟易する。

たとえば、『ドイツ人が教えてくれたストレスを溜めない生き方』という本を宣伝する記事がある(http://young-germany.jp/2018/11/ドイツで学んだ、心にゆとりを持つための工夫/)。ベルリンに暮らすという筆者が曰く、日本での生活と違って、赤信号になりそうな時に走らないこと、次の青になるまで待つような姿勢を、ドイツでの暮らしから学んだという。

冗談ではない。私は南ドイツの辺りしか知らないが、ドイツの歩行者用信号が歩行者をゆったり待たせる代物ではないというのは最大公約数のことかと思う。歩行者用信号が青になる、その瞬間から歩き始めているのに、道路の4分の3くらいで信号はもう赤に変わるから、急いで渡らなければクルマにはねられることになる。およそ、ゆっくりと歩いてなどいられない。

また、場所によっては、青からいきなり赤に変わる、つまり、日本の多くの信号と違って、点滅信号の間がないから、心の余裕を持つことができない、とても慌ただしいのが歩行者の多くだろうと想像する。次の青信号を待っても、急がなくてはいけないことに変わりはない。なお、夜も遅くなると、歩行者が少なくなる故だろうか、歩行者用信号が消えて真っ暗になることもある。クルマが歩行者用信号を顧慮する必要がないから、そこを渡るには、けっこう勇気が必要だ。青信号を待っていても、夜明けまでそんな場面にはならない。のんびりするなど、どこの話だということになる。

あるいは、ドイツ鉄道の大変な状況にも見られるように、鉄道とくに長距離鉄道はまったく当てにならないほど、遅延、運行取りやめが当たり前だから、のんびり過ごそうなどと思わなくても、目的地にいつ着くかわからないけれど諦めようと、のんびりを強要されるのが現実である。自分で選んで、のんびり行こうではない。そうは望んでいない多くの乗客の意に反して、のんびり(気持ちはそれに大いに反して)せざるを得ないのだ。ドイツ鉄道の体たらくを揶揄する、たとえば次の動画を見ればよい。https://youtu.be/wXjhszy2f9w この動画の中で、ある乗客はドイツ鉄道の酷い運行のさまを「犯罪的だ」(kriminell)と憤っている。

その他でも、配線工事ひとつの約束を果たしてもらうのに3週間を待たされ、やっと来たかと思ったテクニシャンは、これでは工事ができないと途中で帰ってしまい、再度、契約した店に行けば、来週以降にまた来てくれという始末だ。重ねて言うが、のんびりしようと思うのではない。否応なしにのんびり、いや正確には我慢強くならないければいけないということである。

にもかかわらず、ドイツ万歳かのような類は、私の想像するに、日本でよほど慌ただしい生活を送り、ドイツに来て、そうではない面に出会うと「やっぱりドイツは違う」と、自分勝手な思い込みを合理化しているのだろう。

ドイツ大好きが高じた「ドイツ万歳」は、ドイツへの空間的、言語的距離のあることを利用した、つまり、多くの人がよく知らない、馴染みのないことを利用した、姑息な手段である。こうした多くの人に伝える上でも、適切にドイツを評価することが重要であり、そのためには丁寧に事実を見ること、自分の用いる言葉により批判的なことが不可欠だ。

たとえば、ドイツに住んでいるからといって、ドイツ人とは限らない。https://www.bz-berlin.de/berlin/jeder-vierte-berliner-ist-ein-auslaender 2018.4.28記事によれば、ベルリンに住む25%、4人に1人はドイツ国籍を有していない。この筆者は、ドイツ人という言葉をいったいどんな意味で遣っているのだろう。私がいま住む街でも、7人に1人は外国人、国籍は115ヶ国に及ぶ。https://www.schwaebische.de/landkreis/landkreis-ravensburg/ravensburg_artikel,-jeder-siebte-ravensburger-ist-ein-ausländer-_arid,10828265.html 街で誰かと会ったからといって、ドイツ人である保証はまったくない。こんなことは、現在のドイツで常識に属する事項かと思うのだが。日本も次第にこうなるだろう。「日本に住むのは日本人、なんて思っていた時代もあったね」と。

こうした怪しい本、観光客の誘致を狙っているのか、出版社もこんな文言で紙を無駄遣いするのはやめてもらいたい。誠に罪作りなことである。



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# by walk41 | 2018-11-26 08:29 | ドイツのこと | Comments(2)

アドベント Advent

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朝市に並ぶものがすっかりクリスマスモードになりました。日本でも馴染まれてきた、救世主キリストの到来を意味する、アドベント(Advent)の準備です。

クリスマスの4週間前の日曜日、今年は12月2日が1週目になり、1本目のろうそくを灯します。2週目には2本目を、3周目には3本目を、そして4周目にはすべてのろうそくを灯して、キリストの降誕を待つのです。

ここ南ドイツでも、クリスマスはすっかり消費ムードに包まれていますが、18世紀には断食もが求められたアドベントの意味を少し考えてみたいと思います。

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# by walk41 | 2018-11-25 00:07 | ドイツのこと | Comments(0)



榊原禎宏のブログ(Yoshihiro Sakakibara Blog) 教育学の一分野、学校とその経営について考えます(um die Schule und ihre Verwaltung und Management)
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